カードを捨ててしまう2008年02月20日 01時52分55秒

 小学生の頃カードマジックに凝ってて、でも、それ以来何十年も忘れていて、それが、ある仕事がきっかけで数年前からまたのめりこんでいる。
 この数年、いろいろな種類のトリックデック(仕掛けのある1組のトランプ)やパケットトリックカード(少ない枚数で行う手品のための特殊なトランプ)を買っては捨て買っては捨て、今はもっぱら普通のカードを使っている。
 でも実は普通のカードの方も、新しいデザインのものが登場したりすると、けっこう頻繁にインターネットで買っては、すぐに飽きてゴミ箱へ捨ててしまったりしている。ああ、もったいない。
 インターネットの普及で、カードマジック関係に限らず、いろいろな手品関連商品を買えるようになった。特に海外のサイトからは大抵のものが手に入る。恐らく、私を含めそれほど多くない愛好家が、一人でいろんなものを買ってこの市場を支えている、そんな気がする。

 最近はヨーロッパのカードに興味を持ち始めた。今持っているのはフランス製のもの。USプレイングカード社のバイシクルなどのような表面処理(エンボス加工?)をしておらず、両面ともツルツルテカテカだ。うまくファンができない。固くて曲げられない(曲げるとどうにかなってしまいそうな気がする)というのもアメリカ製と違う点。ただ、4隅にインデックスが付いていたりしていて、何かかっこいい。どっちが自分のカードマジックにいいのか、あるいはどんなマジックだとどちらの良さが生きてくるのか考え中だ。

 合わせて、カードを入れるケースにも目が向き始めた。ケースといっても皮製の名刺入れである。吉田カバンのポーターの名刺入れが今のところのお気に入り。でもこれもまたすぐ飽きるのか…。

 そうそう、いろいろ紆余曲折した末、私はブリッジサイズ派となった。大きいポーカーサイズの方が見栄えもいいなどの理由で薦める人も多いようだが、やっぱり小さい方が操りやすい。遠慮しないで操れる。偶然だが、ヨーロッパのトランプにはブリッジサイズのものも多く、また、名刺入れに入れるにもちょうどいい案配のような気がする。
 趣味なんだし、修行や苦行ではないんだから、好き勝手に、やりたいように、やりやすいようにやればいい、という当たり前のことに、なぜかあらためて気付き始めている。カードマジックに限ったことではないけれども。

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