日本人にカードマジックを見せる時に2010年07月14日 10時50分46秒

 4〜5月に3週間ほどハワイに行ってきた。日本からの飛行機はハワイ時間の朝早くに着く。日本以外の国からの飛行機も朝早く着く便は多いようで、ホテルのロビーにはチェックインまでの長い時間をつぶさなければならない旅行者たちがけっこうたくさんいる。その中には、トランプゲームを楽しんでいる老人たちもいた。海外の人たちとトランプとの距離の近さを感じた。

 で、それとはあまり関係ないかもしれませんが、日本人相手にカードマジックをやる時にちょっと気を付けなければと思うこと。
・ポーカーのデモンストレーション手品は、アメリカ人などに対してやるのと比べるとインパクトが少ない。ポーカーの役を知っている人が少ない。フルハウスとフォアカードのどっちが強いかを即座に分かる人がほとんどいないため、フォアカードで一発逆転みたいな演出をしてもスベる。ロイヤル(ストレート)フラッシュにしても、「きれい」という感想は聞かれるが、「絶対的最強の勝利の手役」というインパクトはあまりないようだ。それよりエースが4枚そろって出てくる方が手品っぽい印象を与える気がする。
・スペルを利用してカードを当てる手品も、どうもしっくりこない。英語の場合はアルファベット1文字にカード1枚と、対応をはっきりさせることができるが、日本語の音韻はなんか無理があるような……。「すぺえどのじゃっく」「すぺーどのじゅういち」など、なんかやだ。「こいずみじゅんいちろう(ろー)」は何文字になるのか?
・そもそもトランプのカードが何種類あって全部で何枚ぐらいかを忘れてしまっている人も少なくない。

 ただし、最後の点は、それを逆手にとって、トランプに関する基本知識を最初に語ることで、客の興味を蘇らせ、手品へとスムーズに誘導していけるというメリットにもなる。

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