マークト(マークド)デック「プレディクタブル・カード」2010年12月15日 03時57分09秒

 マークトデックなんてのを買ってしまった。ベンジャミン・アールが使っているのに刺激されたというのもある。実は以前もボリス・ワイルド(以下BW)のやつを買ったのだが、結局はトリックが思いつかず捨ててしまった。今回買ったのは「プレディクタブル・カード」というやつ。バイシクル柄。BWはカードのはじっこにマーキングがあったが、こっちは真ん中の天使の絵辺りにマーキングがある。BWより判別はやや難しいが、個人的にはこっちの方がいい。また、カードの質がなかなかよい(まんまバイシクル)。さらに、ジョーカー2枚は同じデザインで、ブランクカードが2枚付いている。マークトであることがばれる心配はたぶんほとんどないと思うので、レギュラーデックとして普通のマジックにもそのまま使える(BWはJ、Q、Kがとっても不安だった)。もういくつか買ってもいいかなと思っている。ただ、メーカーのホームページを探したら消えていた。商品はまだいろんなショップで扱っているようだが、大丈夫か?
 さて肝心のトリックだが、今のところ思いついたのは一つだけ。思いついたといっても、似たようなのを、あるいはそのまんまを、確かどこかで読んだか見たやつだ。これが評価の厳しい妻にもけっこううけた。演者と観客が1枚ずつカードを覚えて、それをお互いに当てるというもの。全体の流れはバーノンの「エモーショナル・リアクション」。観客のカードはこのバーノンの「エモーショナル・リアクション」の手法で当てる。演者の覚えた(実は覚えてない)カードを観客が当てるところは、適当なカードを観客に1枚出させて、裏からマークを見て「私が先ほど覚えたカードは●●です。(カードを表にして)おーすごい、当たってますね!あなたもマジシャンだ!」とやる。手順をうまくやればかなり強烈である。ただし、決して後半部分を単独でやってはいけない。もちろん。

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