なんだかなあ「Stars of Magic(スターズ・オブ・マジック)」2010年04月17日 11時23分31秒

 なんだかなあ、というのは自分にあきれているので、本に幻滅しているわけではない。アメリカから「Stars of Magic(スターズ・オブ・マジック)」が届いた。
 なんだかなあ、というのは2冊目だからである。以前買ったのはブックオフに売ってしまっていたのである。

 本気で(とはいえ趣味だが)カードマジックに取り組みはじめて数年が経って、ようやくこうした本の価値が分かり始めた。
 日本で、日本語で紹介されていない、けっこうすごい技がたくさん詰まっている。これはダイ・バーノンの一連の本(本人の著作ではないがルイス・ギャンソンやスティーブン・ミンチのやつ)においても言える。YouTubeで愛好家がやってるすごい技って、最近開発されたものとばかり思っていたが、ほとんど昔の人が考えたものではないか。例えば、バーノンは「誰にでもできるような技法」ばかりのような印象を、日本で出版されている本を見ると感じるが、全然そんなことはないことを、最近になってようやく分かってきた(やりやすい技法、自然な技法を開発しているのがバーノンのすごいところなのだが、高度な技、難易度の高い技もあることはあまり紹介されていない)。

 自分でちゃんと訳してみるかな、と思う。


 それにしても、ブックオフに行ってしまった本の、なんともったいないことか(英語のやつはおそらく評価は0円だし)。日本の本でも多いなあ。